9戦目
■パラスアテナ 牝馬 4歳 3勝C
■父:ルーラーシップ 母:ステラリード 母父:スペシャルウィーク
■広尾サラブレッド倶楽部
■美浦 高柳瑞樹厩舎
■2021年2月21日(日)
■東京競馬場 第10R アメジストステークス(ハンデ) 芝2000m
■鞍上 武豊騎手
■3着(2番人気)
いよいよコンビ復活
昨年の紫苑ステークス以来、武豊騎手とのコンビが復活しました。
東京 芝 2000m 自己条件 鞍上武豊騎手 この条件では負けるわけにはいかないと思っていました。
パドックでもゲート裏でも落ち着いており、スタートも問題ありませんでした。(この仔はゲートの中で左を向く癖がある 笑)
先頭から4・5番手で進めていくと思っていましたが、思ったよりも後方の位置取り。「大丈夫かな?」と思っていたが、パラスアテナは1000mをジャスト60秒で通過していました。
レジェンドの体内時計は流石の一言です。
先頭集団が飛ばしていく中、パラスアテナは3角過ぎから気合をつけて4角は外に持ち出す。
道中隣にいた、スパイラルダイブ(丸山)は4角から内へ進路を取りパラスアテナとの差が広がる。
直線坂下。ここから持ち前の末脚が炸裂。
グングンと前の馬達を交わしてゴールを目指す。
残り100m。
ここで前の2頭と脚色が同じになり交わせず3着でフィニッシュ。
結果的には4角から直線に向いた時の進路の差であった。
しかし、実際はそれだけではなく今回はハンデ戦ということで、実質トップハンデとなる55㎏を背負っての出走であった。同じ歳の牝馬は53㎏であったのを考えるとこの斤量の差も小さくはない。
ここ2戦は混合のハンデ戦でいずれもトップハンデを背負っている。
次走…
自己条件での2連敗を経験して次走はどこにするのかを考えたい。
1.自己条件(3勝C)で定量戦。(これが最有力)
2.格上挑戦を含む牝馬限定戦。(斤量は逆に恵まれるはず)
などと考えていたら、公式でコメントが発表された。
高柳(瑞)調教師から「福島牝馬ステークス」を候補に入れるということであった。
これは、考え得るプランの中で攻めに出たものである。
調教師自らが攻めの姿勢でプランを組んでくれると我々も気持ちが昂るではないか。
ぜひ4月にこの仔が初勝利を挙げた福島へ挑戦してもらいたい。
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